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フレネルの回折

回折現象を説明した人に、フレネルとフラウンホーフアという二人の先生がいます。フレネルは先に示したホイへンスの原理をベースに2次の球面波の相互干渉を考慮してこの回折を説明していることから、ホイヘンス―フレネルの原理とも呼ばれています。

図-12フレネルの回折 

「ある時間における波面上の各点は2次の球面波の源となり、2次波の振幅は1次波、2次波の進行方向の間の傾きの角度が大きくなると共に減少し、1次波、 2次波が同じ方向に向かう時最大となり、逆方向に向かう時に最少となる。これらの現象は2次の球面波の相互の干渉により発生する。」

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